どうも、豆吾郎です。
皆さんが働いたことのある職場の男女比率はどんな感じでしたか?
大抵の会社は男女半々ぐらいなんじゃないかなーと思います。
豆吾郎の前職も半々ぐらいだったのですが、ある時女性のみの部署に豆吾郎(男1人)だけ配属される事になりました。
今回はその時の体験談をお話したいと思います。
配属された部署は女性だけの園
かれこれ5年前。25歳の時のお話。
元々はWEBのみの部署に配属されていた豆吾郎。
男女比半々ぐらいの部署で、ふんわり社会人生活を送っていました。
しかし!突然事件はおこったのです。
社長が突然「商品のカテゴリーごとに分社化していこう!」
気がつけば、豆吾郎は美容専門の部署へWEBマーケ担当として配属になっていました。
お察しの通り、美容といえば女性ですよね。
もちろん売る商品もターゲットは女性。
必然的に女性のみの部署だったんです。
そんな中にぶっこまれた豆吾郎。
絶望しました。
ちなみに配属された理由は性格が優しいから、キツイ部署でもやっていけるとの考え。
おいおい・・・。キツイ部署て・・・。
ハーレム!?そんな訳ない!お姉さま方の年齢層が・・・。
女性だけの部署とかハーレムじゃん!?
めちゃくちゃいいじゃん!!と思いますよね、普通ならね。
ただその時の豆吾郎は25歳。
周りの方々は平均40歳。
母親ぐらいの年齢の方もいました。
ちなみに皆さま独身、バリバリのキャリアウーマン。
うーん、嬉しいかどうかは人それぞれ・・・じゃないかな・・・?
飲み会は女子会!?
新しいメンバーが加入したらやっぱりあるのが歓迎会。
会社の飲み会って基本的に皆さんどこでしますか??
いやーやっぱり居酒屋とかですよね。そうですよね。
そうです、最初の飲み会はフレンチのお店でした。
ドレスコードがあるらしく、ネクタイ締めてジャケットもってきてねって言われましたよ。
またまた皆さんに質問です。
飲み会の最初は何を飲みますか?
そうですよね。とりあえずビールですよね。
皆が揃って席についたら部長がこう言います。
「とりあえず泡をもらおうかしら」
25歳の豆吾郎(!?泡ってなんだ・・・!?)
来ては行けないところに来てしまった気分でした。
ちなみにその場の話題は女子が揃ったら恋愛トーク!当たり前ですよね!
基本的に部長がトークをニュース番組の司会者のように話を回してました。
○ちゃんはどう?あ~そうよね~。じゃあ△ちゃんはどんな感じ?みたいな。
はい、地獄。
普通に怖いしキツイ。
皆さんバリバリのキャリアウーマン。
男性社会でのし上がってきた人たちです。部長なんて特にそう。
ちょっとやそっとの努力で簡単になれるものじゃありません。
そこはかなり尊敬します。
ただ・・・!!!やっぱり男性社会で男性をとびこして部長をやってきているだけはある。
めちゃくちゃ怖い。
会議の時の詰め方が尋常じゃない。
いきなり獲物に姿を見せて正面から突っ込むのではなく、冷静にゆっくりと回りを固め着実に逃げ道がない路地へ追い込むようなイメージ。
怖すぎる。
ただ、今思い返すとあの追い込みのお陰で精神的に強くなれたような気がします。
涙の数だけ強くなれるよっていうのは本当らしいです。
周りから同情される
他の部署の人からめちゃくちゃ心配されました。
というのも、お姉さま方は尋常じゃなく気が強い方々でしたので、それで辞めさせた人が何人もいた。
そら心配されるよね。
ただ豆吾郎はわりと昔から年上女性からの受けがよかったので平気っちゃ平気でした。
逆らったりせずに仕事と礼儀さえしっかりしておけば意外と無問題。(←これ重要)
バレンタインデーとホワイトデー
やっぱり女性だけの部署で男1人と聞くとこのイベントが気になるのではないでしょうか。
バレンタインは普通にお高級なチョコをいただきました。
さて問題はホワイトデー。
事前に1人の方から部長にあげるものだから変なものは渡さないように。とのお達し。
プレッシャーすごくね!?!?!?
結局悩みに悩んだ末に、ロクシタンの期間限定の桜の匂いがするハンドクリームのミニボトルを1人1個と、モロゾフかどっかのチョコを渡しました。
グッチョイス!とプレッシャーをかけてきた人に言われました。
結果的になんとかなったけれど、普通だと部署でお金出し合って女性に返すみたいな感じが多いと思う。1人だとめちゃくちゃ大変です。
別れは突然に。
1年ほどして分社化はダメだという会社のお達しが出ましてめでたく部署解散となりました。
周りからは本当に飽きるぐらいに良かったねと言われたし、助かったなーって感じでした。
総括
今思うと色々と教えてもらったし、1000万越えのプロジェクトマネージャーもやらせてもらったし、色々自分の経験値にはなったかな。
もっかいやれって言われたら嫌だけど、若造を育ててくれて感謝はある。
本当にいい経験でした。
いい人生経験になると思うので、もし豆吾郎みたいなチャンスが巡ってきた人はチャレンジしてみると良いと思います。